リラックマがトコトコ歩く謎
以前、グラフィグにサーボモータを7個仕込んで歩かせるってことを考えていたのですが、
ぶっちゃけ、やっぱりいきなり7個も仕込むのはハードル高いし、絶対いつもの自分でハードル上げすぎて途中で挫折するパターンだなと思いまして、まずはもっと簡単なものから行こうと思い直しました。
んでいい方法ないだろうかといろいろとネットを徘徊しました結果、「これだ!」というものが見つかったわけです。
トコトコ歩くリラックマ。さっそくAmazonで安いやつを見つけて手に入れました。
実際歩かせるとこんな感じです。そして、歩くことを確認したら、即座に解体。
後ろのチャックを開けると・・・、
なんか丸っこいの出てきた。
こんなん入ってました。
さらに分解。
なんだこの基板は。おそらくモータの速度調整と予想。しかし、いくら原価が安いとはいえ、適当すぎるw。
驚きのシンプルな機構。こんなんで二足歩行できるもんなのか。
自分は分解の前には、左右に体重移動する機構が入っていると予想していたのですが、そんなものは必要ないようです。
左右に体重移動する機構がないということは、おそらく自然にリラックマ全体が固有の振動で左右にゆれるのに合わせて、足を前に出しているのだと思われます。
おそらく設計者は、うまく歩くように調整に調整を重ねたはずです。
確かにこの機構なら原価をかなり低く抑えられますが・・・。中国の製品にはこういうコロンブスの卵的な圧倒的な低価格で必要な機能を実現するオーバーテクノロジー(?)をたまに見かけます。それとも考えているのは日本人なのかな? 謎だな。いったいどういう経緯でこのリラックマは産まれたのでしょうか。なんだかそっちの方が気になってきました。