【CNCフライス】テオヤンセンつくるよ~設計編~【その1】
今回から、CNCフライスでテオヤンセンを試作したレポートをします。
テオヤンセンというのは、どういうものかというと・・・。まあ説明するより、YouTubeで検索してもらった方が早いかな。
要するにこういうものです。
機構はシンプルながら、割と生物的な動きができます。
自分がCNCフライスを手に入れて、手始めに何か試作しようとしたとき、2次元的な工作のみで済むので、練習としてちょうどよかったのです。
設計方法なのですが、まずそれぞれの関節の間の距離を決めないといけません。これは作者のテオ・ヤンセンさん自身が「Eleven holy numbers」と呼んでいるものがあって、たとえば次のサイトで見れます。
これに従って関節の間の距離を決めてしまえば、後は適当に好きなように設計しちゃってokです。
(クイックで拡大)
これが実際に作成した図面です。適当とはいえ、実はこれはVer. 4くらいで何度も書き直しています。実際に作ってみないとわかんないことは結構あって、ある部品と部品が重なって動かないとかね。
CADはフリーのAR_CADを使っています。
CADとしてはマイナーかもしれませんが、割とわかりやすいインターフェイスが気に入っています。
歯車はCNCフライスの実力をみるために、追加してみました。とくになくてもテオヤンセンとしては動作します。歯車の設計にはこちらのツールを使いました。
超便利です。感謝<(_ _*)>。
設計の部分はあんまりCNCフライスに関係ないので、すっ飛ばしてしていきます。次回は、CAD図面をCNCフライスにわたすためのデータ変換をレポートする予定。
先取りして、実際に試作したものを動画でupしておきます。