【ミニ掃除機自作】ハンディクリーナーをリスペクトするよ【その1】

以前、掃除機をつくりたいという記事を書いたと思いますが、

その一環で、ハンディークリーナーをリバースエンジニアリングします。リバースエンジニアリングと言うと、なんかカッコいいですが、要するにパクリます。いやパクるというと、やっぱり語弊があるな。リスペクトです、リスペクトと呼びましょう。

今回のリスペクト対象のWave社の卓上ハンディクリーナーです。

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外観はマウスより2回り大きいサイズ。

Amazonなどを検索してみると、てんとう虫タイプとかキノコタイプとか似たようなものがたくさんあります。

ハンディクリーナー

ハンディクリーナー

 

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裏面はこんな感じで、真ん中の穴からゴミを吸い取ります。ブラシが放射上についており、クリーナーの底面と机が接触しないようにスペーサーの役割を果たしています。

ちなみに、裏面にはDIADEMの文字があります。Wave社は模型メーカーなので、DIADEM社がクリーナーを作製し、Wave社が代理店のようなことをしているのかな? この辺の事情はよくわかりませんでした。

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底面のフタを外すとこんな感じ。

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さらに中フタを外すとこんな感じ。遠心ファンが取り付けてあります。びっくりするほどシンプルな構造です。自分はこういうできるだけ無駄を省いたシンプルな設計には、本当にリスペクトを感じます。

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全部で4つの部品に分かれます。

集塵の原理を言葉で説明するのは難しかったので、図を用意しました。

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ザックリですが、まあこれで、なんとなく理解していただけるかと。

今回はあまり難しいことを考えず、この構造をマネして、似たような構造をありものの材料で組み立てます。以下が自分が書いた設計図です。

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寸法は結構違うものになっていますが、ザックリとした構造は一緒のつもりです。

次回は、アクリル板の加工をやります。